ベッカム娘のニュースでおしゃぶり卒業を決意した子供に感動

我が子の話ですが、

もうすぐ3歳となるにも関わらず、寝付く際の「おしゃぶり」がやめられず、

親としてはあれこれ試してみても、

「チュパ(おしゃぶりのこと)は絶対やめない!!!」と強く宣言される始末。

例えば、

「チュパは赤ちゃんみたいだよね〜〜」と自尊心をくすぐる言葉をかけても

「まだ赤ちゃんだからいいも〜〜ん」←もうそんな問答ができるのは赤ちゃんやないで!

「チュパしてたら、ネズミさんみたいに歯が伸びてくるよ!」

「ネズミ?ディズニーランド行きたい!!」←話をすり替えるな!!!

カラシなどの刺激物をおしゃぶりに塗ってみると、

子供が嫌がって卒業すると聞けば、早速試してみるも、

「辛いのついてるから洗うわ!」←どんだけ愛してるんや!

とまぁ、こんな感じで、なかなか苦戦しておりました。

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おしゃぶりの卒業は突然起こりました

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そして私は朝早くから仕事で外出していた先日、

子供の朝の支度や保育園の送りを私の母に任せておりました。

夕方仕事終わりに子供を保育園に迎えに行き、

自宅で、ゴロゴロしながら一緒に遊んでいるときのこと。

何の脈絡もなく、

「ママ、チュパやめる!」

!!??

(えっどしたん!?急に!?)と戸惑う私。

いや、ここはすかさず、おしゃぶりを自ら捨てにいかせよう!と思い、

(以前、おしゃぶり卒業の際には、自分で捨てさせると、失敗しにくいと聞いていた)

「あら!さすが大きくなった子はゆうことが違うね〜〜さすが!!!」とおだてながら、

「ほな、今までありがとう!って、ゴミ箱にポイしよっか」と言うと、

一瞬ためらいながらも、

ゴミ箱へ自らポイっと。

そして、

「ありがとう〜!またね!バイバイ!!」と子供。

もうママ、そんな姿を見て落涙。

一気に子供が大人びて見えました。

偉いぞ!自分が心から愛しているものを、自ら手放すのは本当に辛いもんやもんな。

頑張った!!

やけど、今まであれだけ断固拒否していたおしゃぶり卒業、

なぜ急に決意したんやろと不思議でした。

ベッカム氏の娘ハーパーちゃんのおしゃぶりがニュースに!

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どうやら、私が早朝仕事に行っていたときに、

子供と私の母との”あるやり取り”があったそうです。

そう、それが「サッカーのベッカム氏の娘さんが4歳になってもおしゃぶりをしている」

そんなニュースが朝の朝食時に流れていたそうです。

当然、番組の雰囲気としては、

「4歳にもなっておしゃぶりはあかんやろ!」という感じだったそう。

そこで、私の母が、

「あ〜〜◯◯(子供の名前)も、まだチュパしてるから、

こんな風にテレビで流されてしまうかもね〜〜」と何気なく言ったそうです。

子供はちょっと神妙な顔つきで、保育園に向かう車に乗りこみ、

チャイルドシートに座りながら、突然私の母に向かって、

「今日チュパやめる」とボソッと言ったそうです。

母は「えらいね〜〜じゃあ保育園終わったらママと一緒にポイしようね」と伝えたそうです。

そんな経緯があって、上の行動に繋がったようです。

自分がまだ寝る時におしゃぶりをしていることは、

薄々あかんことやとわかっていたことは私も気づいていました。

そこで、このベッカム氏の娘さんのニュースが流れ、

「自分がおしゃぶりしている姿をこんな風にテレビに流され、

皆にあかんやろって言われてしまうかも!それはイヤや!」

そんな感じで子供にとっては、かなりイヤなことだったのでしょう。

自らおしゃぶりを卒業することを決意してくれたようです。

ベッカム氏の娘さんさまさまです。ありがとうございます。

実感したおしゃぶりのメリット・デメリット

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おしゃぶりはほんとにメリットとデメリットが混在しているシロモノです。

まずはおしゃぶりのメリット

・ぐずりなどの対処がしやすい

→これが実際に我が家で使い始めた大きな理由です。

まだまだ子供が小さいとき、産後体調を崩してしまった私は、

おしゃぶりに頼ってしまっていました。

しかし、本当に助かりました。

・寝付きが良くなる

→これもやはり大きなメリットです。

おしゃぶりをしていると、精神的に安心するようで、

ぐずりの対処と同様に、比較的夜はしっかり寝てくれました。

反面おしゃぶりにはデメリットも・・・

・歯並びが悪くなったり出っ歯になったり

→さすがに3歳間近になってくると、少々上の前歯が出ているような・・・

そんな心配もあり、ちょくちょく歯科医に相談していました。

我が子の場合はそこまで深刻な出っ歯ではなかったため、

「3歳までにやめたら大丈夫よ!」と歯科医に言われ、

それまでにはやめさせるべく、悪戦苦闘しておりました。

・言葉の発達が遅くなる

→おしゃぶりを常にしていると、自分が言葉を発する機会が少なくなるため、

言葉の発達が遅くなると良く聞きます。

どうやら、実際に自分が発した言葉を自分の耳で聞き取ることも、

言葉の発達には大切なようです。

我が子の場合、入眠時のみのおしゃぶりだったためか、

あまり言葉の遅れは気になりませんでした。

あれから数日経った我が子の様子

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突然、きっぱりとおしゃぶりを自ら卒業した我が子。

当日の夜は、寝る時「チュパいる〜〜」と泣くやろうなと戦々恐々としておりました。

やはり、初日の入眠時には、激しく泣いておしゃぶりを求めました。

「自分でバイバイしたやん」と伝えても、

「やっぱりイヤ〜〜〜!!」と泣き叫びます。

しかし、絶対にここは譲ったらあかん!と

他の事に気をそらしながら、子供が落ち着くのを待ちました。

すると、絶対におしゃぶりなしでは入眠できなかった我が子は、

自然に寝付くことができ、ホッと一安心。

その翌朝、おしゃぶりなしで寝れたことが、

他の家族全員に伝えて回るほど嬉しかったようで、

ゴミ箱へおしゃぶりをポイした姿を見れなかった旦那にも、

「このゴミ箱に、チュパポイしたの!!」と誇らしげに再現しておりました。

当然、保育園の先生にも自慢したようです。

それからは、おしゃぶりなしでも寝れたことに自信がついたようで、

夜は特に泣くことなく、過ごせています。

もう、なんだか、突然の卒業宣言でしたので、

急に子供が大人びたようで、未だに私は感極まっています。

小さな子供が頑張っている姿を見るだけでなんだかホッコリ♡

人よりも遅かった卒業やけど、本当に嬉しい出来事でした。


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