レモンバーム(メリッサ)の効果や香りの特徴、オススメの使い方、相性の良いアロマオイルをご紹介致します。
目次
レモンバーム〈Lemon Balm〉の特徴・効能
ミツバチがこの花を好んだことからギリシャ語ではメリッサとも言われる南ヨーロッパ原産のシソ科のハーブです。
古くから万能薬としてヨーロッパでは薬草として使用されてきました。
香りは若い草のようなほんのりとしたシトラス系の香りで、ストレスからくる心身の不調を改善し、活力を与えてくれる働きがあります。
また、血圧を下げる働きがあるので高血圧や、心臓病による症状の緩和などにも使われることがありますよ。
レモンバームの香りの特徴
若草のみずみずしい香りのなかに、柑橘系のシトラスが香るような、さっぱりとして爽やかな香りが特徴です。
レモンバームの作用
〈心に対する作用〉
鎮静作用があり感情のバランスの乱れを調節して穏やかで前向きな気持ちにさせてくれます。
〈体に対する作用〉
頭痛、生理痛などあらゆる痛みを和らげる作用があります。
そして消化促進作用があり、ストレスからくる食欲減退や吐き気などの症状を緩和してくれたり、血管の拡張作用によって高血圧を予防してくれる精油でもあります。
更に、抗アレルギー作用も持っておりアトピーや湿疹などの皮膚のかゆみを軽減してくれますよ。
美容面では、頭皮の皮脂バランスを整える作用がありますので、フケなどを抑える際に使いたい精油です。
レモンバームのオススメの使い方とその効果
〈気分を引き上げたい時〉
レモンバームにはシトラール、シトロネラールといった優れた鎮静作用をもった成分が多く含まれています。気分が落ち込んでいる時や辛いことが立て続けに起きてしまい心のバランスを見失いそうな時はオイルウォーマーなどを使って芳香浴してみるのがおすすめです。
フローラル系のラベンダー、ゼラニウム、柑橘系のレモングラス、ベルガモットなどと一緒に使用すると香りが穏やかになりますよ。
〈フケが気になる時に〉
また、フケなどにも効果がありますので、ケアローションを作ってシャンプー前に頭皮マッサージするのもおすすめです。
ケアローションは30mlの精製水に10mlのホホバオイルとオイルを1滴から3滴加えるだけで作ることができますよ!
レモンバームと相性の良いアロマオイル
レモンバームと相性の良い精油は以下になります。
・レモン
など、多くの精油があげられます。