アロマオイル紹介 〜アンジェリカの特徴・効能・効果〜

アンジェリカの効果や香りの特徴、オススメの使い方、相性の良いアロマオイルをご紹介致します。

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アンジェリカ〈Angelica〉の特徴・効能

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ヨーロッパでは天使がくれたハーブとして、教会などで栽培されているハーブの一種です。白い花を咲かせるセリ科の多年草で3年に一度花を咲かせます。

オイルを抽出した部分により名称が違い、種から抽出したものをアンジェリカシード、根から抽出したものをアンジェリカルートと区別しています。シードの方は土の香りの中に甘みがあり、ルートの方は土の香りの中にムスクの香りがあるのが特徴です。

アンジェリカは精神面への作用が非常に高い精油で、不安で落ち込んだ心を治癒し活力を与えてくれますよ。

アンジェリカの香りの特徴

アンジェリカルートは土のような深い香りのなかに神聖なムスクの香りが混ざったおちついた香りが特徴です。

アンジェリカシードは土のような深い香りのなかに、ハーブのようなツンとした香りとほのかな甘味を感じる香りです。

アンジェリカの作用

〈心に対する作用〉

アンジェリカには強い鎮静作用があり、深い悲しみや不安で落ちこんでしまった心を治癒し、力を与えてくれる効果があります。

〈体に対する作用〉

アンジェリカの精油は呼吸器系のトラブルに効果を発揮し、去痰や喉の炎症の緩和、咳の鎮静作用があります。また、抗ウィルス作用もありますので、風邪やインフルエンザの予防にも◎!

そして、女性ホルモンの乱れを調整してくれるので、生理痛や生理不順などの改善にも役にたちます。

更に、胃腸の働きを促進し、食欲を増進させてくれる効果が期待できます。

美容面では、お肌の細胞の再生化に働きかける作用があり、くすんだ肌をクリアにしてくれますよ。

アンジェリカのオススメの使い方とその効果

〈不眠症・寝付きが悪い時〉

精神面への働きが非常に強いアンジェリカは、不眠や寝付きの悪さの改善に効果を発揮します。オススメは就寝前にアロマポットやオイルウォーマーでの芳香浴を行うことです。

同じく鎮静作用のあるハーブ系のクラリセージやフローラル系のラベンダーと一緒にブレンドすることで香りが穏やかになりより深い安眠効果をもたらしてくれるでしょう。

アンジェリカを使用するときの注意点

アンジェリカは肌の再生化を促進させてくれる作用がありますが、肌に直接つけるのはシミの原因になってしまうのでやめておきましょう。

また、アンジェリカはハーブ系の精油ですが、柑橘系の精油のように光毒性があり、肌についたまま紫外線を浴びるとその部分だけメラニンが形成されシミとなってしまいますので注意が必要です。

アンジェリカと相性の良いアロマオイル

アンジェリカと相性の良い精油は以下になります。

柑橘系全般

・シナモンリーフ

ラベンダー

クラリセージ

ジュニパーベリー

ティートリー

・パチュリ

などがアンジェリカとの相性が良い精油になります。


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