今回紹介するパワースポットは千葉県成田市の「成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)」です。
「成田山新勝寺」について
弘法大師が一刀三礼(一回ノミを入れるごとに三度礼拝すること)の祈りを込めて彫ったとされる「不動明王」をご本尊とするこの寺は障害除去、災厄削除、願望成就など多くのご利益があることで知られています。
特に毎日5回(土日祝日と正月期間は8回以上)行われる「御護摩祈祷(おごまきとう)」は煩悩を表す”薪”を、不動明王の象徴である炎で焼くことで願いが清らかなものとなり、成就しやすくなると言われています。
「成田山新勝寺」ではどのようなご利益がいただける?
また新勝寺の境内には多数のパワースポットが存在していますが、特に開山の祖である寛朝僧正(かんちょうそうじょう)を祀った「開山堂」と、成田山の地主神を祀った「妙見宮」は強力なパワースポットと言われているので参拝をお忘れなく。
「成田山新勝寺」にまつわる歴史・伝説
成田山新勝寺は940年、朱雀天皇より平将門の乱を平定するため、平和祈願の密勅を受けた寛朝僧正が京都・高雄山神護寺の不動明王像を捧持して、下総国公津ヶ原にて護摩供をおこなったのが起源とされています。
寺名の新勝寺は乱の平定後、「また新たに勝つ」という語句に因み、朱雀天皇から賜ったものと言われています。
新勝寺は江戸時代に入ってから歌舞伎役者の市川團十郎が帰依して「成田屋」の屋号を名乗ったことから庶民の信仰を集め、現在でも正月の初詣客数で全国二位を記録しています。
「成田山新勝寺」へのアクセス・住所
【住所】千葉県成田市成田1番地 |
【電車】京成電鉄・京成成田駅、またはJR成田駅から徒歩10分で到着します |