今回は石川県白山市にある「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)」をご紹介します。
北陸三県にまたがる霊峰白山を御神体とする全国の白山神社の総本宮です。
白山比咩神社ではどんなご利益が頂ける?

画像出典:http://www.shirayama.or.jp/index.html
”恋のしらやまさん”と親しまれている白山比咩神社で頂けるご利益は、女性に嬉しい縁結びと財運です。
主祭神である菊理媛神(くくりひめのかみ)は、日本書記にも登場する気品ある女神様で、”くくり”という言葉には、縁をくくるや陰と陽を結びつける、偉大な包容力といった意味合いとなります。
そして風水では、御神体である白山から財運や品格のパワーを受け取れるとされ玉の輿運もアップすると言われています。
そのため素敵な良縁を頂きたいと願っている女性におすすめのパワースポットとなっています。
特に白山奥宮遥拝所の前で強力なパワーを頂くことができ石段を上がり参拝するのがおすすめです。
また瞑想をすると赤い龍や蛇が見えて生命のエネルギーを感じる方もいるようです。
毎月1日の早朝には、多くの参拝者で賑わう「おついたちまつり」が開催され特別祈祷をして頂くことができます。
白山比咩神社の歴史と伝説

画像出典:http://www.shirayama.or.jp/index.html
白山比咩神社の御際神は日本書紀に登場する菊理媛神と伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)です。
その昔、国生みと神生みを成し遂げていた二人ですが、妻である伊弉冉尊が亡くなってしまいました。
妻に会いたい一心で黄泉の国へ向かった伊弉諾尊ですが、変わり果てた姿を見て恐怖を抱き逃げ出してしまったのでした。
そこで二人は大喧嘩をしてしまいますが、その仲裁をしたのが菊理媛神です。
このことから縁結びの神様と崇められてきました。
ちなみに江戸時代には、加賀百万石の前田藩の祈願所でもありました。
白山比咩神社へのアクセス・住所
住所 | 石川県白山市三宮町ニ105-1 |
電車 | 北陸鉄道石川線 鶴来駅よりタクシー約10分 |
車 | 北陸自動車道 美川ICより国道157号線を経由し約20分 |