今回は、「蠍座」生まれの方の性格の特徴から、牡牛座自体の歴史やその星座の見方をご紹介いたします!
蠍座の方の性格
無口で控えめ、でも内に秘めた情熱は人一倍でどんな困難にも打ち勝とうとするパワーを秘めているのがさそり座の方の基本性格。
自分の本音は表に出さず、努力家で、約束は守る誠実さを持ちます。
頑固な一面もあります。また、神秘的な事柄に惹かれる傾向もありますので、「何を考えているのかわからない」と思われることも…。
そして他人をなかなか信用せず、人と仲良くなるのに時間はかかりますが、まっすぐで、謎めいた人柄は人を引き付ける魅力となるでしょう。
蠍座の歴史
蠍座の神話は「オリオン座」で有名な英雄・オリオンにまつわるものです。
海の神・ポセイドンの子であるオリオンは体も大きく、美男子で腕の良い狩人でした。
自分が力も強く、猟の腕も確かなことを鼻にかけて、「自分に倒せないものはない」と自慢していました。
神々はこれを快く思わず、女神ヘラ(大地の女神ガイアとも言われています)は彼を懲らしめようと、小さな蠍を差し向けたのです。
蠍の毒針の一刺しをかかとに受けたオリオンは、やがて全身に毒が回り、苦しみながら死んでゆきます。
この蠍の功績をたたえて空にあげ、星座としたのが蠍座です。
一方、死んだオリオンを憐れんだ月の女神アルテミスによって、オリオンも空にあげられて星座となります。
このことがあってから、オリオンは蠍を恐れ、蠍座が東の空に姿を見せるとオリオン座は慌てるように西の空に沈むようになったのです。
蠍座が見える方角

画像はイメージです
蠍座は7月から8月ごろの夏の夜空に姿を見せる、明るい星の多い星座です。
特に蠍の心臓にあたる「アンタレス」は、その名が「火星のライバル」と称される通り、赤く輝く1等星です。
空の低い部分に見えますので、都会ではビルの陰になってしまうこともありますから、できるだけ開けた場所で探すのがおすすめです。
アンタレスを中心にS字を描くように天の川に横たわります。
7月中旬から8月中旬の南の空の低いところに見えるはず。明るい星も多いのでぜひ探してみてくださいね。