フェンネルの効果や香りの特徴、オススメの使い方、相性の良いアロマオイルをご紹介致します。
目次
フェンネル〈Fennel〉の特徴・効能
フェンネルはセリ科の植物で利用するのは主に種子部分です。カレーなどに使われるフェンネルは、古代より解毒作用がある植物として重宝されてきました。日本ではウイキョウとも呼ばれ漢方薬として用いられています。
ライトなスパイシーさと甘みのある香りが特徴でダイエット中の空腹感の抑制にも効果があるといわれています。
アネトールという女性ホルモンに似た物質を含んでおり月経前症候群のイライラも緩和してくれる作用があります。
フェンネルの香りの特徴
スパイシーな香りですが刺激はそれほど強くありません、ほのかにフローラル系の甘みがあるのが特徴です。
フェンネルの作用
〈心に対する作用〉
落ち込んだ心を元気にし自信を持たせてくれます。心の緊張をほぐしてくれる作用もあります。
また、ダイエット中は空腹中枢を沈めて食欲をセーブしてくれる働きがありますので、ダイエット中の強い味方です!
〈体に対する作用〉
消化系の作用を促進してくれますので、食べ過ぎや飲み過ぎからくる不快感の緩和に効果があります。
また、利尿作用がありデトックスやむくみなどの対策にも効果があります。
さらに、更年期障害、月経不順などの女性特有の体の不調を緩和、改善してくれる効果があります。
フェンネルのオススメの使い方とその効果
〈ダイエットによる空腹感をまぎらわせたい時に〉
ハーブ系の爽快感の中に軽いスパイシーさと甘みが特徴のフェンネルは満腹感を与えてくれるアロマオイルとして重宝されています。
ダイエット中に空腹感を感じた時などに、芳香浴をすると食欲が緩和され、空腹感を紛らわせることができます。
〈月経前症候群や更年期障害に悩んでいる時〉
女性の場合は月経前症候群や更年期障害など、ホルモンバランスの乱れからくる体の不調などにも効果があります。
ホホバオイルなどのキャリアオイルにフェンネルを混ぜたマッサージオイルで、ふくらはぎや足首などをマッサージすると、ホルモンバランスの乱れによるイライラを軽減できる上に、解毒作用でむくみの解消にも効果が期待できます。
フェンネルを使用するときの注意点
女性ホルモンと同じ作用をしますので妊娠中の方は使用を控えてください。また、生理中も控えたほうが良いでしょう。
また、お子さんとてんかんの持病がある方は使用しないでください。
フェンネルと相性の良いアロマオイル
フェンネルと相性の良い精油は以下になります。
・タイム
・マジョラム
などがあげられます。