オススメのアロマオイル(精油)の紹介をいたします!
目次
ジャスミン 〈Jasmine〉
ジャスミンのオイルは花の香りが強くなる夜に摘まれた花から精製します。
日中に摘まれた花からは化学変化が起こり、良い香りのものに仕上がらないそうです。
ジャスミンのオイルは一般的に高額なのですが、
この採取が限定されていることがその1つの要因でしょう。
しかし、香りのすばらしさからアロマオイルの王様とも、
アロマの宝石とも呼ばれ、重宝されています。
インドやアラブ地域では媚薬として使われてきたもので、
クレオパトラが愛した香りとしても知られています。
ジャスミンの花は神様に捧げる花ともいわれており、
ヒンドゥ教の愛の女神は相手のハートを射止めるために、
ジャスミン油の塗られた弓を持っているそうです。
★ジャスミンの香りの特徴
その香りは濃厚でフローラルな香りで、甘美な香りが女性に人気です。
ノートはミドルからベースノートに属し、とても強い香りでありつつ、
持続性もあるので少量のみで十分に効果が得られます。
★ジャスミンの作用
ジャスミンオイルの効果としては以下のものがあげられます。
〈心に対する作用〉
強いリラックス効果が期待できます。
脳内麻薬と言われるエンファリン、快感ホルモンと呼ばれるドーパミンを活性化するので、
落ち込んだときや自身をなくしたときに、気持ちを穏やかにし、
活力をみたし、多幸感をもたらします。
〈体に対する作用〉
ジャスミンは子宮のハーブと呼ばれているほど、
古くから生殖機能を高めることで知られています。
また、子宮の収縮を促すことから出産時に用いられることもあります。
お肌に対しては、保湿効果、抗炎症作用、皮膚軟化作用があります。
★ジャスミンのオススメの使い方
〈リラックスした睡眠に〉
リラックス効果があり多幸感をもたらすことからも、寝室で焚くことによって、
心地よい睡眠も期待できます。
持続性のあるオイルなので、睡眠中もじっくり働きかけてくれます。
〈婦人科系のトラブルに〉
催淫効果もあるといわれるジャスミンの効果といえばやはり、
生殖器系への作用が注目されています。
婦人系のトラブル全般、月経痛を抑えたり、膣の感染を防いだりする働きがあります。
その他、男性が原因の不妊にもオススメと言われています。
〈出産後のママのケアに〉
出産後は母乳の分泌を促進したり、マタニティブルーを改善するのにも役立ちます。
〈お肌のケアに〉
肌に対しても、乾燥肌や敏感肌を改善し、潤いのある肌に導いたり、
ストレスによる肌荒れの改善にも役立ちます。
〈使用するときの注意点〉
産前産後と役立つジャスミンですが、
子宮の収縮を起こす可能性がありますので、妊娠中の使用は控えてください。
★相性の良いアロマオイル
ジャスミンと相性の良いアロマオイルは、
・柑橘系全般のアロマオイル
・パチュリ
・ローズ
・ネロリ
などがあげられます。