オススメのアロマオイル(精油)の紹介をいたします!
目次
ペパーミント 〈Peppermint〉
ガム等のお菓子や歯磨き粉などに用いられていて、
ハーブティとしても人気のあるとてもポピュラーなハーブです。
多年草で、スペアミントとウォーターミントの交配種がペパーミントになります。
そして精油はこの葉から抽出されます。
古代ローマでは、宴席でペパーミントで作られた冠をかぶっていたそうです。
食欲増進作用やお酒で酔いが回っているときに、
効果があることをがすでに知られていたようです。
★ペパーミントの香りの特徴
香りはおなじみのメントール(ハッカ)のスーっとする清涼感のある香りです。
香りは比較的強く、ノートはトップノートに属します。
★ペパーミントの作用
ペパーミントの作用には様々なものがあります。
〈心に対する作用〉
清涼感のある香りでリフレッシュ作用があるため、
気持ちをすっきりさせ、ストレスによる精神疲労を緩和します。
また、眠気をおさえる働きもあります。
〈体に対する作用〉
ペパーミントには、体に作用する働きが多いのも特徴です。
鎮痛作用、冷却作用、収れん作用、抗菌殺菌作用、
そして、消化器系の調子を整える働きもあります。
また、お肌に対しても殺菌作用、デオドラント作用があります。
★ペパーミントのオススメの使い方
〈勉強や仕事時に眠気をスッキリさせたい時〉
寝起きや仕事・勉強がはかどらないときに、
身近なところにオイルをしみこませたティッシュやハンカチをおいて芳香浴をすれば、
眠気をすっきりさせ、リフレッシュするでしょう。
また、時差ぼけにも役立ちます。
〈乗り物酔いや運転時の眠気覚ましに〉
乗り物酔いがしやすい方は、気分が悪くなったら、
オイルをしみ込ませたハンカチやティッシュで芳香浴をしましょう。
乗り物酔いだけではなく、運転手の眠気覚ましにも効果的です。
〈鼻やのどのコンディションを整えたい時〉
血管の収れん作用、抗菌殺菌作用があることから、
風邪気味のときや、花粉症のときの鼻水・鼻づまり、のどの不調などを緩和します。
特に鼻づまりのときは、洗面器などにぬるま湯をいれてオイルをたらし、
蒸気浴をすると、鼻がスーっと通るようになるでしょう。
〈虫除けに〉
部屋の四隅にオイルをしみ込ませたティッシュを置くと、
蚊やハエなどの虫除けとして効果があります。
部屋でアロマポットで焚けば、さらに効果的です。
〈デオドラントとして〉
ペパーミントローション(濃度は0.5%以下)はニキビ肌のケアや、
足や汗の嫌な臭いのケアに使う事ができます。
足の臭いには、足浴もオススメですよ!
〈ハウスキーピングに〉
殺菌・抗菌作用がありますので、ペパーミントを使ったお掃除もオススメです。
特に掃除機の紙パックに精油を垂らすと、掃除機内の殺菌ができますので、
イヤな排気臭をクリアなものに変えることができます。
〈使用するときの注意点〉
一度に多量に使うと刺激がありますので注意が必要です。
スプレーして使うときは目を閉じるようにしてください。
皮膚への刺激がある精油ですので、お肌に使用する時は、その濃度に注意してください。
また、妊娠中には使えません。
★相性の良いアロマオイル
ペパーミントと相性の良いアロマオイルは、
・ユーカリ
・パイン
などがあげられます。